第38回「三原やっさ祭り」 3日間で39万人の人出で賑わう |
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第38回三原やっさ祭りは、8月9日(金)から11日(日)までの3日間行われ、 述べ112チーム、7千余名の踊り手が三原の夜を舞い、述べ39万人の人出で賑わった。 天満祥典・三原市長の招待を受け、9日のオープニングに豊松会長、 中島幹事と共に参加させていただいた。 今年はメイン会場が三原駅前のロータリーから、駅前の市民広場に移った。 特設ステージで午後6時から開会宣言や ミス三原の交代式などのオープニングセレモニーが行われた。 そのあと三原国際ホテルで懇談会が開かれ、 地元の有力者や招待された関係者など50余名が参加した。 市長、商工会議所会頭などの挨拶のあと、 三原自慢の郷土料理に舌鼓を打ちながら和やかに懇談。 やがて踊りが始まったので、市長の案内で特設観覧席に向った。 すでに踊りは始まっており「やっさ、やっさ」と囃子ながら大人から子どもまで、 それぞれ工夫を凝らした連が次から次へと登場してくる。 少し遅れて到着された湯崎英彦広島県知事も一緒になって各連に拍手を贈られた。 初日に出場した30数チーム全員が踊りが終了。 湯崎知事の挨拶、その後審査が行われ、それぞれの賞が贈られた。 表彰式の後は出場チーム全員がステージ前に集合し総踊りとなった。 ステージ上では湯崎知事も天満市長と共に踊りに加わった。 祭り会場は猛暑を吹き飛ばすかのように「やっさ、やっさ」の掛け声がいつまでも続いた。 |
やっさ祭りの由来 |
446年前の永禄10年(1567年)、 戦国時代の智将とうたわれた、毛利元就の三男・小早川隆景が、 瀬戸内の水軍を統率するために水、陸交通の要地である 備後の国三原の湾内に浮かぶ小島をつないで海城を築いた。 やっさ踊りは、この築城完成を祝って老若男女を問わず、 三味線、太鼓、笛などを打ち鳴らし、祝い酒に酔って、 思い思いの歌を口ずさみながら躍り出たのが始まりと言われている。 近年は、日本万国博覧会、米国建国二百年祭などに出演、 また周辺市町にもやっさ踊りが広まり、広島県を代表する民謡踊りになっている。 |
(取材・藤本輝夫) |
![]() 大だるまがシンボルの祭り会場 |
![]() 三原やっさ祭りのオープニングセレモニー |
![]() ミス三原の交代式 |
![]() 懇談会であいさつする天満市長 |
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![]() 湯葡m事(中央)・天満市長らと おどりを鑑賞する豊松会長(2列目左から2人目) |
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![]() ステージ上で湯葡m事もおどりに参加 |