活動報告詳細

修学旅行中の富山県の中学生・250名の前で
副会長・飯田邦夫氏が被爆体験を講演
本会副会長で広陵高校同窓会近畿支部名誉会長の飯田邦夫氏(広島市出身)は、
5月7日(水)午後7時半から、新大阪のホテル大阪ガーデンパレスで、
広島に修学旅行に行く途中、大阪で一泊した富山県砺波市の出町中学校3年生250名を前に、
約40分間にわたって「広島戦争体験講和」と題して被爆体験を語った。

飯田氏はまず、戦時中体験した学徒動員と建物の強制疎開の話を、実体験をもとに話された。
そして「昭和20年8月6日、広陵中学校1年生(12歳)の時被爆。
その日爆心地から1500m離れたところで、学徒動員で建物の強制疎開の作業前の朝礼中に、
爆心地の上空600mで原子爆弾がさく裂。
右腕に80%の大やけどを負い爆風で10m余り吹き飛ばされて気絶。
30分後に気がつき九死に一生を得た。
その時目にした光景はこの世のものとは思われないほどの地獄絵であった」と、
戦争の悲惨さと原爆の怖さを、壮絶な体験を通じて語った。

受講した生徒は真剣にメモを取りながら講演を聴き入っていた。
講演後数人の生徒から「戦争をどう思いますか」とか「原爆をどう思いますか」などの質問があり、
飯田氏は苦悩しながらも丁寧に答えられた。

講演後、飯田氏は「あれから69年、今でもあの日の事は鮮明に覚えている。
今まで余り人に語ったことはなかったが、最近になって何度か体験談を話す機会が出来た。
しかし、当時を思い出すといろいろ葛藤がある」と苦しい胸の内を話された。(取材・ふじもと)
富山県砺波市出町中学校の「広島戦争体験講話」(5月7日・大阪ガーデンパレス)

富山県砺波市出町中学校の「広島戦争体験講話」(5月7日・大阪ガーデンパレス)
講演される飯田邦夫氏

講演される飯田邦夫氏
講演のお礼に合唱する出町中学校の生徒さん

講演のお礼に合唱する出町中学校の生徒の皆さん

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